『大ピンチずかん』が大人気!子どもが夢中になる理由とシリーズ紹介

おすすめ絵本

子ども向け絵本の世界で大人気の『大ピンチずかん』、読んだことがある方も多いと思います。

鈴木のりたけさんという作家さんの絵本です。

今年2025年4月のランキングですが、1作目の『大ピンチずかん』が、週間BOOKランキング ジャンル別「児童書」で2位、『大ピンチずかん2』が、3位を獲得。さらに今年4月に発売された最新刊の『大ピンチずかん3』が1位となり、『大ピンチずかん』シリーズが児童書ジャンルTOP3を独占しました!

2024年児童書部門で堂々のベストセラー第1位、そして第17回MOE絵本屋さん大賞2024第1位を獲得しています。

そして2025年上半期ベストセラーでは、なんと総合1位を獲得しています!

この記事では、子どもたちが夢中になる『大ピンチずかん』の魅力や、実際に読んでみた感想、シリーズ作品の違い、対象年齢や読み方のコツまで詳しくご紹介します。


『大ピンチずかん』ってどんな本?

「パンツをはこうとしたら、うらがえしだった!」「シャボン玉が顔に飛んできた!」

……そんな“子どもあるある”のちょっとした困った出来事=”大ピンチ”を、図鑑のように面白おかしく紹介しているのが『大ピンチずかん』シリーズです。

子供はもちろんですが大人も、「こんなことあったなー!」と誰もが共感出来る内容になっています。

1つ1つのピンチには、それぞれ「大ピンチレベル」「しゅつげんりつ」「かいけつほう」などが書かれていて、笑いながらも“どうすればよかったのか”が学べる仕組みに!

「こどもの悩みや失敗」をユーモアたっぷりに見つめ直すことができる、新感覚の絵本です。


人気の理由✨️

1. 「あるある!」で笑える

子どもにとっての”あるあるピンチ”が満載!大人も「昔やったなー」と懐かしい気持ちに☺

ついつい笑ってしまう内容ばかりです。

2. 図鑑風のユニークな形式

1ページごとに1ピンチ!「大ピンチグラフ」などユニークな分析がされていてます。

図鑑風の演出で、図鑑が好きな子どもも楽しめます。

3. 親子で考えるきっかけに

「これはどうしたらよかったんだろう?」と、親子で自然に会話が生まれます。楽しみながら、問題解決の考え方を学べるのも魅力♪


『大ピンチずかん』シリーズ一覧

  • 『大ピンチずかん』(2022年刊)
  • 『大ピンチずかん2』(2024年刊/ベストセラー第1位)
  • 『大ピンチずかん3』(2025年刊/上半期総合1位)

どこから読んでもおもしろいです!次々に読みたくなる気持ちがとてもわかります。


どんな子におすすめ?対象年齢は?

文章は平仮名中心で、イラストも豊富。対象は4〜8歳ごろがぴったりですが、文字が読めなくても大人が読んであげれば3歳ごろからも楽しめます。

「図鑑好き」「ちょっと変わった絵本が好き」「好奇心旺盛」な子に特におすすめです!

プレゼントにもいいですね!


読み聞かせ・読み方のコツ

  • 声のトーンを変えてピンチを演じてみる
  • 「これはどれくらいのピンチだと思う?」と問いかける
  • 自分の”大ピンチ体験”も話してみる

ユーモアがある本なので、正解を求めるよりも、笑って楽しむ気持ちで読んでみましょう♪


まとめ

『大ピンチずかん』は、ただ笑えるだけでなく、子どもの気持ちに寄り添ってくれる一冊。

「ちょっとした失敗」も大切な経験としてポジティブに変えてくれる、まさに今の時代にぴったりの絵本です。

子どもも大人も一緒に「あるある!」「わかる〜!」と楽しめる『大ピンチずかん』。

ぜひ、親子の新しいお気に入りに加えてみてくださいね♪

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