しばらくあかちゃんになりますので ヨシタケシンスケ (PHP研究所)
昨年2024年9月に出版されたヨシタケシンスケさんの絵本です。
絵本は絵本ですが、大人のほうが読んでいてなんとなく「わかる!」って気持ちになりそうな気がします。
衝撃的な絵も多かったですが、私と子どもは大笑いでした。
深く考えずに楽しく読んでください。少し心が軽くなった気がします。
どんな絵本?
お話はみーちゃんが、「おねえちゃん」が嫌になって、あかちゃんになるからね!というところから始まります。
でもすぐに、ママの作戦にひっかかりあかちゃんは終了。
しかしその後は、みーちゃんだけではなく、ママもあかちゃんになります。
そして、このあと続々と色んな大人が赤ちゃんに…。
衝撃的な絵もありますが、笑いました。

学び・発見
ヨシタケシンスケさんが、本当に言いたかったことは何だったのかわからないけど、私の感想は「なんとなくわかる!」です。
子どもは「なんで?」と聞いてきましたが、「あかちゃんになりたいときもあるんだよ」と答えておきました。
ママが赤ちゃんになって、大人に戻る時の「…よし!あかちゃんおわり!」の表情がとても好きです。
空想が終わって現実に戻る瞬間みたいな。
実際次の瞬間に、現実に戻っています。
そして、その願望もよくわかります。「わーってなって、全部真っ白にしたい」そんな気持ちです。
大人になると、それが出来ないからこそ、たまにはあかちゃんに戻って自分の意のままに行動してみよう!ってことかなと、私なりに解釈しました。(違ったらすみません)
ぜひ、大人の方に読んでほしい絵本です♪
まとめ
絵本の中では意識的にあかちゃんにもどっていますが、それってかなり難しいですね。
なりたいようななりたくないような、それも難しいです。
個人的には背表紙の絵が1番好きです。
ヨシタケシンスケさん独特の絵と間と、深いような深くないようなストーリーがおもしろかったです。
今日も一日お疲れ様でした。
おやすみなさい。
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