はじめに
1〜3歳の子どもたちは、まさに「吸収の天才」とも言える時期です。言葉や感覚、好奇心がどんどん広がり、毎日目を見張るような成長を見せてくれます。
この時期の絵本の読み聞かせは、単なる楽しみだけではなく、言葉の発達や感受性の豊かさを育む大切な時間です。カラフルな絵や繰り返しのリズム、簡単なストーリーに触れることで、子どもたちは少しずつ「言葉の世界」へと歩みを進めていきます。
また、絵本を通じて親子のコミュニケーションも深まり、日々のふれあいの中で自然と会話が増えていきます。ページをめくるたびに驚いたり笑ったりする姿は、親としてもかけがえのない瞬間です。
今回は、1〜3歳の子どもにおすすめの絵本を厳選してご紹介しながら、年齢に合わせた発達のポイントや読み聞かせの工夫についても触れていきます。親子で素敵な時間を過ごせるよう、ぜひ参考にしてください。
この記事を読んでわかること
・1〜3歳の発達について
・1、2、3歳のおすすめの絵本
・読み聞かせのポイント
🧒年齢の発達について
1〜3歳の時期は、心も体も大きく成長する大切な時間です。この成長に合わせて、絵本の楽しみ方や興味の持ち方も変わっていきます。ここでは発達のポイントをいくつかご紹介します。
- 🗣️ことばへの興味
- 言葉を少しずつ理解し、真似をしながら学んでいく時期です。簡単な単語から少しずつ文章を話せるように成長していきます。2歳を過ぎてくると「これ何?これ何?」とこれ何攻撃が始まります笑
- 🧠ことばの発達
- 学んだ言葉で、自分の思いを伝えようとする姿が見られます!簡単なフレーズを覚えて、一緒に声に出して楽しむようになります。
- 🧡情緒の発達
- この時期は感情の幅が広がり、喜んだり悲しんだりする気持ちが豊かになります。絵本の中で動物が泣いたり笑ったりする場面に共感したり、自分も一緒に真似をすることもあります。
- 💛心の成長
- 共感や思いやりの芽生えが始まる時期です。絵本のストーリーを通じて「優しい気持ち」や「助け合う心」に触れることができます。
- ☺自分で選ぶ楽しさ
- 好きな絵本を自分で選んだり、持ってきたりする姿もみられるようになります。「これ読んで!」とお気に入りの絵本ができるのもこの時期です。繰り返し読むので、一緒に読む親も覚えてきます笑
- 😊めくる楽しさ
- 手先が器用になり、ページをめくる楽しさも味わえるようになります。しかけ絵本や丈夫なボードブックは、自分で触れて楽しめるのでおすすめです。
おすすめの絵本10選
🐣1歳におすすめ
- ももんちゃんシリーズ:ももんちゃんのかわいい冒険が楽しめます。リズム感が良く、赤ちゃんも一緒に声を出して楽しめる絵本です。
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- だるまさんシリーズ:ユーモラスな絵と動きが楽しいシリーズ。親子でだるまさんの真似をして、笑顔になれること間違いなし!
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- ねないこだれだ:夜更かししているとおばけがやってくる、少しドキドキするストーリー。暗闇の怖さと興味を引き出します。
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- ぺんぎんたいそう:体を動かしながら一緒に読める体操絵本。親子で楽しめるアクティビティです。
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- いないいないばあ:言わずと知れた定番の一冊。繰り返しの「いないいないばあ!」が楽しく、赤ちゃんが笑顔になる瞬間がたくさん見られます。
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🐤2歳におすすめ
- にじいろのさかな:キラキラ光るウロコが美しく、分かち合うことの大切さを教えてくれます。
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- しろくまちゃんのほっとけーき:ホットケーキを作る様子が丁寧に描かれ、親子で作る気持ちを楽しめます。しろくまちゃんがかわいいんです♡
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- わたしのワンピース:女の子が自分のワンピースを着て空想の世界を楽しむ、ファンタジーな絵本です。
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🐥3歳におすすめ
- ぞうくんのさんぽ:動物たちのやり取りが面白く、子どもも大笑いです。私も大ハマリしました笑
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- はらぺこあおむし:色彩豊かで、成長する様子が楽しく学べる定番の一冊。一緒に歌を歌ったりして楽しめる絵本です。
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- おおきなかぶ:みんなで力を合わせて大きなかぶを抜く、協力の大切さを学べるお話です。
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- おしいれのぼうけん:少しドキドキする探検のストーリーが、想像力を膨らませます。
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読み聞かせのポイントや工夫
☝️1歳の読み聞かせの工夫
- 短い言葉やリズムのある絵本を繰り返し読むと、覚えて真似するように☺
- 読みながら動作をつけて、体も一緒に動かす!親子で一緒に楽しみましょう。
- 赤ちゃんの名前を絵本のキャラクターに置き換えて読むと親近感が増して◎
☝️2歳の読み聞かせの工夫
- 「次はどうなるかな?」と問いかけて、考える時間を作ってみましょう!想像力が膨らみます。
- 自分でページをめくる楽しさも追加していってもいいですね♪
- 同じ絵本を何度も繰り返し読むことで、安心感が生まれます。
☝️3歳の読み聞かせの工夫
- 会話を交えながらストーリーを進めていくのもいいですね。
- キャラクターの気持ちを一緒に考える時間があってもいいかも♪
- 絵本の内容について後で話し合って、想像力や解決能力を育んでいきましょう。

📚️まとめ
1〜3歳の子どもにとって、「何をどんな風に吸収するか」はとても大切な過程だと思います。きっと、絵本は心を豊かに育む大切なアイテムになるはずです。
成長に合わせた絵本の選び方や、読み聞かせの工夫をすることで、子どもの興味や言葉の発達をさらに引き出します。
子供と共有できる出来る時間は、案外限られています。なので少しでもたくさん、親子で素敵な絵本の時間を楽しんでください♪
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