死神です 文・有田奈央 絵・アンマサコ (光村教育図書)
図書館でまず、「死神です2」という本を見つけました。
気になり手にとって、表紙のきれいさに一目惚れしました。
「死神」という、ちょっと怖い言葉が気になりながらも借りてみました。
・何歳くらいから楽しめる?
・何分で読める?
・どんな物、人がでてくる?
・絵の雰囲気は?
・お気に入りの場面は?
何歳くらいから楽しめる?
対象年齢は、小学校中学年〜 となっています。
動物の死のお話なので、対象年齢は高めです。
何分で読める?
文字はそこまで多くありませんが、場面は多く10分ほどでした。
どんな物、人がでてくる?
少年ルイと、ラブラドールのロッキーがでてきます。
ルイはお友達を遊ぶのに忙しくて、最近はあまりロッキーと遊べていません。
しかしルイの前に、「死神」が現れます。そして、ロッキーの命が長くないことを知らされます。
ここから、ロッキーのルイとの最期の時間が始まります。
悲しいお話ですが、お互いを思いやる気持ちがあたたかくて、少しほっとした気がします。
ロッキーの気持ちはわからないけれど、こうあったらいいな。
ルイはロッキーのことを、ちゃんと受け止められたかな。
想像でしかないけれど、前向きに考えさせてくれる「死神」でした。
絵の雰囲気は?
とてもきれいで、やわらかいタッチです。
ルイとロッキーの表情が、素敵に描かれています。

お気に入りの場面は?
ルイとロッキーが一緒に眠っている場面です。
2人とも、穏やかでかわいい寝顔です。
ずっと一緒にいた、家族というのが伝わります。
最後のページの、満月に照らされた死神とロッキーの絵も大好きです。
まとめ
死神はあまり登場しませんが、怖い存在ではなく「知らせてくれる存在」でした。
ルイにとっても、ロッキーにとってもよかったと思います。
ルイとロッキーの、深い愛情が伝わりました。
・「動物と一緒に暮らす」ということについて、考えることができます。
・楽しいことも辛いことも、両方描かれています。
・物語にぴったりな、絵画のように素敵な絵がとても魅力的です。
我が家もペットがいます。
とても静かで、お世話することも少ないですが
もしいなくなったらと思うと辛いですね。
人間もそうですが、いつかはなくなるものです。
だからこそ、大切に生きていかなくてはですね。
今日も、一日おつかれさまでした♫
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