ごめんね ともだち 内田麟太郎 作 降矢はな 絵 (偕成社)
「おれたち、ともだち!」シリーズの4作目となるのが、「ごめんね ともだち」です。
素直にごめんねが言えない、オオカミとキツネがどんな風に仲直りしていくんだろう?
ダイナミックな絵と、2人の本音が心に響きます。
どんな絵本?
いつも仲良しのオオカミとキツネ。
ある雨の日、2人は大げんかをしてしまいます。
謝りたいのに謝れない、素直になりたいのに素直になれない。
そんあ2人の本心がとても良くわかります。
少し辛くもなってきます。
けんかも仲直りもふとしたことで起こりますよね。
子どもも成長していくなかで、必ず通っていく感情だと思います。
ダイナミックな絵がさらに、感情をより豊かに、伝えてくれます。
まなび・発見
・お友達とけんかした時の、解決方法を学べます。
・相手の気持ちを考えるきっかけになります。
・悲しい表情、うれしい表情、たくさんの感情豊かな絵がとても素敵です。
きっと誰もが、けんかや気持ちがすれ違って「どうしよう?」と悩むことはあります。
子どもも同じで、素直に謝れる子もいれば、どうしても謝れない子がいます。
(大人もそうですが…)
どうすればいいのか、どんな気持ちになるのか、
そして自分だけではなく、相手の気持ちも同時に見えるのはとても分かりやすいと思います。
謝るのは勇気がいるけど、すごくかっこよくて、その後もっと仲良くなれるはず!
荒々しいのに、豊かな表情でカラフルな絵がお話にぴったり合ってます。
個人的にはキツネの衣装も大好きです♡

まとめ
この本で、内田麟太郎さんがものすごく大好きになりました。
他にも紹介したい本がありますが、また今度♫
2人の繊細で優しい気持ちが、とてもわかりやすく表現されています。
最後は、楽しく歌って踊って♪仲直りです。
大人になった今でも、「素直」って難しい。
子どもを見て、自分の言動を振り返ることもよくあります。
いいことも嫌なことも、表現できるようになりたいですね。
それでは、おやすみなさい。
コメント