ねずみくんのチョッキ 作・なかえよしお 絵・上野紀子 (ポプラ社)
時々読みたくなる絵本です。
シンプルな絵と、心地よいリズムの文章でとても読みやすい絵本です。
ねずみくんがなんだかかわいそうですが、何度読んでもおもしろい♫
どんな絵本?
おかあさんが編んでくれたねずみくんのチョッキを、「ちょっと、きせてよ」と言って、次々と他の動物たちに持っていかれてしまいます。
「すこしきついが にあうかな?」そう言って、どんどん大きな動物も着ていきます。
もちろんねずみくんのチョッキは……。
動物たちの表情にも注目です!
「すこしきついが…」の表情がすごくおもしろいです。
みんないい顔をしています。
ねずみくんのしょんぼり帰っていく姿と、チョッキの跡形もない姿、かわいそうだけどおもしろい。
なんと昨年は、ねずみくんのチョッキ50周年だったんです!!
50年もの長い間、変わらず読み続けられているなんて驚きです。
今も昔の子どもと同じ様に、変わらず楽しく読めるなんて、すごい絵本ですね。
学び・発見
・絵も文もシンプルで、小さなお子様でも楽しめます。
・登場する動物たちの表情がとても豊かで、おもしろいです。
繰り返しのリズム感のある短い文章と、シンプルな絵のバランスがとても素敵です。
動物たちの何ともいえない表情は、何度でも見たくなります。
最後には、一緒に遊んでしまうところもいいですね。
すぐ読めて、目だけでも楽しめるので小さなお子様にもおすすめです。
もしかしたら、ねずみくんの小さいチョッキに親近感が湧くかもしれません。
まとめ
50年ってほんとすごいですね。
もちろん私が子どもの頃にも読んでいたし、きっとこれからも読まれていくと思うと不思議な気持ちになります。
でも読み続けられる理由もなんとなくわかります。
おもしろい!また読みたくなる!
久しぶりに読みましたが、変わらないねずみくんがいてうれしくなりました。

楽しい週末をお過ごしください♫
おやすみなさい。
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